今回買った三洋のVPC-CG6のお値段、ずばり2900元。
果たしてこれが高いのか、安いのか?
ちなみにこれを日本で買うと、29800円、約2000元だ。
私も最初はこの2000元というのをベンチマークにしていた。
ところが中国のオークションサイト「陶宝」を見ると、2200~3600元。
どうやら日本よりは高いようであり、2500元を目標とした。
初日、上海市中心部淮海中路の家電デパートへ。
ここはメーカー直営店や個人の小さな店がたくさん入居している。
まずは直営店へ。
店頭価格は3750元、バッテリー1個と4GBのSDカードがおまけ。
そのおまけ分をカットして、さらに値引きさせて3280元。
ここでストップ。
館内の別の店を調査に。
ところがだ、重大な事実発覚。
ここは上海市内でもそれなりに大きな店なのだが、
どこも三洋の商品を置いていない。
まずい、これでは相見積りで落としていく方法が使えない。
顔見知りの姉ちゃんがいる個人店へ。
ここで状況を話すと、「よっしゃ、私が聞いてくるよ。」と階下へ。
彼女が三洋の直営店へと値段を聞きに行く。
戻ってきて語りていわく、
直営店の仕入れ値は2900元前後らしい。
彼らとして出せるボトムは2980元。
彼女、さらに語りていわく、
私だったら2920元でいいよ♪
実は彼女からプリンタを買ったときも同じ方法を使った。
Canonのボトム値よりちょいと落として、彼女から購入。
どういうトリックになってるのか、確証はないが、
直営店と個人店での利幅の取り方の違いを使っているのか?
なんとなく2900あたりがボトムに近いことは分かった。
あくまでも相見積りにこだわる元バイヤーはここで初日を終えた。
2日目。
まずは三洋の上海支店に電話。
市内で他に売ってる店はないかを聞く。
そして上海第二の繁華街、徐家匯へ。
徐家匯にはアメリカ最大の家電チェーン、BestBuyが進出していた。
何度か視察に行ったことがあるチェーンだが、
アメリカではCirkitCityと並んで、安さで定評がある。
期待を込めてBestBuyへ。
結論から言うと、ダメ。
三洋は置いていない。
中国国内での三洋の販売力の弱さを実感。商品は悪くないのに。
それ以上に、BestBuyは高い!
前日100元で買った1GBのSDカードが199元。
早々にここをあとにする。
次に太平洋という家電デパートの隣にできた同業へ。
ここは初めて来たが、なかなかおすすめ。
地下1階に小さい個人店がウジャウジャひしめいている。
淮海中路よりも安い。
まずは中規模店へ。
値段を聞くとサービス品抜きで3500元。
こちらの希望を聞くので、2500と吹っかける。
お手上げポーズをして、ノートを持ってくる。
原価表だというその書類に書かれている金額は2950元。
次に個人店舗を何軒か回る。
最安値は2930元。
どうやら2900がベンチマーク、奇跡が起きて2850か?
とそのとき、携帯が鳴った。
上海三洋からだった。
いくらだったら買うかと聞いてくる。
あんたいくらで売れる?と聞き返す。
3280だ。電池とSDを1個ずつ余分につける。
そんなもんいらん。標準だけで良い。いくらだ?
2980だ。
うーん、2900だったらどうだ?
…わかった。OKだ。
あいた、しまった。
2800って言っとけばよかった。
けどまぁ、これ以上粘ったところで、
2900が2880か2850に下がるのが限界だろう。
ここで終わりにする。
家まで届けてくれるって言うしね。
午後7時。自宅に配達が来た。
届けに来た兄ちゃんは、初日に行った直営店の男の子だった。
彼は私の顔を見て、「えー、なんで昨日買わなかったのー」
他に安い店を探していたとは言いづらく、適当にごまかす。
ということで、今回のCG6、王九蛋の購入プライスは2900元でした。
これが妥当な値段だったのか、もうちょっと落とせたのか?
確実に言えることは、2月に帰国したときに買っとけば良かった。
後悔先に立たず。ふぅ…
MPEG4が開けないよー。(涙)
(別ウインドで開きます) ちょっとお兄さん、押してよ!
(別ウインドで開きます)
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