某大学スタッフと会食中
怪しげな中国語を操る小生。
「小生さん、なかなか中国語お上手じゃないですか。」
いやいや、お恥ずかしい限りでござる。
「そんなことないですよ。ちょっと南方訛りですけど。」
グサッ!
中国滞在中の読者諸君。
南方訛りと言われること多くないかい?
そう言われたとき…
「ぇー、南方訛りぃ、ってことゎ、
南方の中国人みたぃってことでぇ、
ぁたしの中国語って、けっこうぅまぃ?」
みたいに思ってないかい?
はっきり言おう。
それを日本語では「勘違い」と呼ぶ。
中国人の間では、北方人は標準語がきれいで、
訛っているのは南方人という共通認識がある。
別にキミの中国語が南方人の訛りに似ていると思って、
それで南方訛りだね、と言っているわけではないのだ。
標準的でないから、南方だねって言われてるだけなのである。
はぁ。
小生も日々、南方人扱いされている。
「小生さん、中国人とやり取りしてても不自由ないでしょ?」
いやいや、何を申される。日々不自由の暗黒大陸でござる。
「いやいやまたご謙遜を。」
いやいや、実を申すと聞き取りはそれほど不自由しないのじゃが、
「うんうん。」
話す方がなかなかどうして。
「それって最初っから?」
うーん、来たばかりの頃は話す方が楽だったのじゃが。
「それでそれで。」
途中から聞くほうがはるかにラクチンに…
「ビンゴー!^^)」
我が意を得たりとニコニコ顔の大学スタッフ。
「あのね、小生さん。」
は。
「来たばかりの頃って、物買うとか、行きたい所を伝えるとか、
生活する上で必須の表現ってすぐ身についたでしょ。」
うむ。確かに。
「それでね、意思を伝える簡単な文法も覚えたわけよ。」
た、確かに。
「それでさ、それでひとまず生活に不自由なくなったでしょ。」
言われてみれば…
「でもってね、そこで進歩が止まったの。」
グサッ!
「聞く方はさ、毎日中国人に囲まれてるから徐々に伸びるじゃない。」
・・・
「けど、話す分については、簡単な表現でも強引に伝えられるから。」
・・・
「だから最初のレベルからなかなか伸びないんですよね。」
グサグサッ!
「まぁ、これって留学生共通の傾向ですから。」
・・・
「小生さんも一般的ってことで、気にすることないっすよ。」
グーサーッ!
ショックで寝込むのであった。
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